藤慎太郎のふざけられない話。

歌とギターと明星[Myojyoh]。暮れゆく夢にいま光り届け。

大晦日の朝に。

今年も、もう終わりを迎えようとしています。

一年がどんなものだったかを振り返るのには都合のいい大晦日

まず今年はやっとライブ活動を再開することが出来ました。とは言っても声帯の動きは喘息の薬を飲んでいたりの為に毎日のケアが必要不可欠で、以前のように何の気もなしに歌える日はほとんどありません。今までどれだけケアを怠っていたかということでもありますが笑 

復帰前に勝手に思い描いていた未来予想図が崩れ去る予感を、今思えば復帰後すぐに感じていたのかもしれません。その反動というか、自分の閉塞感を周りが感じ取ってくれたのか、将又それぞれのタイミングが偶然噛み合ったのか、春が終わるころから夏にかけてふたつの形が動き始めました。ライトサークルと明星[Myojyoh]です。

ライトサークルには僕が監督として関わっていた前身バンドがありました。そのバンドが動かなくなり、また何か新しいことをしたいという話から新しいメンバーも加入し、僕も監督として、また曲を提供していくという立場で関わっていく予定でした。しかし歌を歌えるメンバーが誰一人いないという事態になり 笑、結局ボーカルとして六月頃に加入を決めました。経験等が違うこともあり、各々メンバーには心労をかけ過ぎてしまったなと少し反省している今日ではありますが、参加できてよかったと間違いなく思いますし、すごく支えられていたし、本当に沢山いい思い出ができて楽しかった。この場を借りて、みんなどうもありがとう。また来年も支えあいながら楽しくやりましょ。

明星[Myojyoh]は相方の仁井元君の提案により八月より活動を再開しました。五年ぶりの新曲「相馬」が出来たのが明星としてはかなり大きかった。仁井元君は僕の書く曲の世界観を僕自身より深く分かっている大切な相方。そんな彼は「相馬」をやはり深く感じ取ってくれました。ライトサークルの西川さんにも言われましたが、この曲は今年で完結するものではなく、これから響いてくるものだと思っています。来年は、今度は仁井元君と西川さんと一緒に相馬の地へむかう旅に出ます。その日が楽しみです。

そんなこんなで何とか大晦日を迎えることができました。年を越えるということは、もちろん歳をとっていくということ。年々劣化していくであろう身体に対しての葛藤が纏わりつづけた一年であったような気がしますが、来年は今年のフラストレーションをぶっ飛ばしていこうと思っています。

また来年、元気でお会いしましょうね。

ではみなさま、よいお年をです!!